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2019年07月18日 [FAQ]

離婚の財産分与とは何ですか?

私は結婚生活を10年以上続けてきたのですが、もう我慢できなくなってしまったため、配偶者との離婚を考えていて、その際には財産分与について考えなければいけないことを知りました。
そこで、自分ができるだけ損をしないように準備を進めたいと考えているため、財産分与とは一体何なのか、どういう点に注意しなければいけないのか教えてください。

回答

離婚に際して財産を公平に分けることを財産分与といいます


財産分与とは、結婚していたときに夫婦で形成した財産を離婚のときに分けることであり、ここでどのような割合で分けることになるのか決め方で言い争いになることが多く、ケースバイケースで分け方は変わってきます。
結婚していた期間や夫婦の年収などによっていくら相手に請求することができるのかは異なっていて、平均額としては数百万円程度となるのですが、場合によっては数千万という金額になるケースもあるのです。
基本的には夫婦が協議をしてお互いが納得することができれば、その金額で財産分与することになるのですが、まとまらない場合には家庭裁判所に対して調停を申し立てることになります。
調停によっても話がまとまらないときには審判をすることになって、そこで最終的に財産分与の金額が決まるため、結果に納得できない場合は時間がかかってしまうことになるのです。
急いで離婚をしてしまうと本来もらえるはずだった財産を受け取れないということにもなり、これはとてももったいないことで離婚後の生活にも大きく関わることのため、財産分与という法律上認められた権利はしっかりと行使するべきでしょう。
財産分与では、結婚していたときに形成された財産は夫婦で共有して生じたものであると考え、その財産を生み出した貢献度に応じて公平に分配しようという考え方が基本となっています。
したがって、離婚原因を作ってしまった側にも財産分与を請求する権利は当然認められるものであり、これを断ることはできず、たとえ拒否したとしても最終的に審判を受けることになれば、公平に分配されることになるでしょう。
共有財産とはどちらの名義であるかに関係なく扱われるものであり、夫婦が協力してそれを形成し維持されてきたと考えられ、預貯金だけではなく車や有価証券、退職金などもその対象となります。
ただし、婚姻前から有していたような財産や夫婦の協力とは関係なく取得した財産については、財産分与の対象とはならず、これには相続によって得られた不動産なども含まれます。
夫婦同士の話し合いでは決着しないことが多く、弁護士を頼るケースもよくあります。

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