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2019年06月07日 [FAQ]

法律上の相続税についての質問です

相続税について質問します。
相続の法律もややこしいのですが、税金の法律もよくわかっておらず、専門家に相談したいと考えています。
相続税って、相続した人が納税義務者なんですよね?
それとも、相続財産を持っている人が納税義務者なんですか?
海外に住んでる友人に聞いたら、その国では亡くなった人が納税者となると言われました。
日本はどうなのでしょうか?

回答

日本では相続人に相続税の支払い義務が生じます


日本の税金に関する法律の中でも、相続税法第1条にはこのように記載されています。
「一 相続または遺贈(贈与者の死亡に因り効力を生ずる贈与を含む。以下同じ。)に因り財産を取得した個人で当該財産を取得した時においてこの法律の施行地に住所を有するもの。
二 相続又は遺贈に因りこの法律の施行地にある財産を取得した個人で当該財産を取得した時においてこの法律の施行地に住所を有していないもの」
ややこしく書かれていますが、簡単に言えば「財産を取得した個人」に相続税の支払い義務があるのです。
つまり、相続した人という事ですね。
海外ではなぜ亡くなった人が納税者になるのか、詳しくはわかりません。
法律上の観点から見ると、亡くなった人に納税義務を与えてしまった場合、結果として払われなくても、誰も追求することができなくなってしまいますよね。
なので日本では、相続者=納税者となっているのだと思います。
これは相続のデメリットの部分でもありまして、相続すると、財産に対して税金がかかってしまうわけです。
さらに、財産というのは、負債も財産になるので、借金も相続の対象となります。
借金の中には、実は税金の滞納分なども含まれており、相続をする上では、相続税だけでなく、故人の財務状況までしっかりと把握した上で、相続するのかしないのかを判断する必要があります。
細かいことで言えば、故人がクレジットカードで買い物をした場合、クレジットカードは引き継ぐ事は不可能ですが、故人が支払っていない買い物分に関しては、相続人が支払わなければなりません。
相続には様々なメリット・デメリットがあるので、遺産を相続するということは、必ずしも嬉しい事ばかりではないのです。

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